鳴門市議会 > 2020-10-01 >
10月01日-05号

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  1. 鳴門市議会 2020-10-01
    10月01日-05号


    取得元: 鳴門市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-09
    令和 2年  9月定例会(第3回)          令和2年 鳴門市議会会議録 (第17号)           令和2年10月1日(会期23日中第23日目)              議 事 日 程 第 5 号 諸般の報告第1 議案第55号 専決処分の承認について(和解について)   議案第56号 令和2年度鳴門一般会計補正予算(第5号)   議案第57号 令和2年度鳴門介護保険事業特別会計補正予算(第1号)   議案第58号 令和2年度鳴門モーターボート競走事業会計補正予算(第1号)   議案第59号 市長及び副市長の給料の特例に関する条例の制定について   議案第60号 鳴門市市民会館条例の廃止について   議案第61号 市道路線の廃止について   議案第62号 工事請負契約の締結について(鳴門市立小中学校校内通信ネットワーク構築業務)   議案第63号 財産の取得について   請願第10号 家族従事者の働き分を認めない所得税法第56条の見直しを国へ求める意見書の提出を求める請願書   請願第11号 国に対し「種苗法改正取りやめ取り下げを求める」意見書提出を求める請願書   委員長報告  質疑  討論  採決第2 議案第64号 令和元年度鳴門一般会計歳入歳出決算の認定について   議案第65号 令和元年度鳴門国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第66号 令和元年度鳴門後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第67号 令和元年度鳴門介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第68号 令和元年度鳴門公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第69号 令和元年度鳴門住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第70号 令和元年度鳴門光熱水費等支出特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第71号 令和元年度鳴門給与費等管理特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第72号 令和元年度鳴門公債費管理特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第73号 令和元年度鳴門水道事業会計決算の認定について   議案第74号 令和元年度鳴門モーターボート競走事業会計決算の認定について   議案第75号 令和元年度鳴門水道事業会計処分利益剰余金の処分について   議案第76号 令和元年度鳴門モーターボート競走事業会計処分利益剰余金の処分について   報告第10号 令和元年度決算に基づく鳴門市健全化判断比率について   報告第11号 令和元年度決算に基づく鳴門市資金不足比率について   提案理由説明第3 議案第64号 令和元年度鳴門一般会計歳入歳出決算の認定について   議案第65号 令和元年度鳴門国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第66号 令和元年度鳴門後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第67号 令和元年度鳴門介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第68号 令和元年度鳴門公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第69号 令和元年度鳴門住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第70号 令和元年度鳴門光熱水費等支出特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第71号 令和元年度鳴門給与費等管理特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第72号 令和元年度鳴門公債費管理特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第73号 令和元年度鳴門水道事業会計決算の認定について   議案第74号 令和元年度鳴門モーターボート競走事業会計決算の認定について   議案第75号 令和元年度鳴門水道事業会計処分利益剰余金の処分について   議案第76号 令和元年度鳴門モーターボート競走事業会計処分利益剰余金の処分について   質疑  委員会付託第4 意第  2号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書   提案理由説明  質疑  討論  採決第5 意第  3号 自家増殖原則禁止とする種苗法改正取りやめを求める意見書   提案理由説明  質疑  討論  採決第6 同意第 3号 公平委員会委員の選任について   提案理由説明  質疑  討論  採決第7 諮問第 2号 人権擁護委員の推薦について   提案理由説明  質疑  討論  採決第8 常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の継続審査及び継続調査について    ──────────────────────────────────             本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件 諸般の報告日程第1 議案第55号から議案第63号まで、請願第10号、請願第11号     委員長報告  質疑  討論  採決日程第2 議案第64号から議案第76号まで、報告第10号、報告第11号     提案理由説明日程第3 議案第64号から議案第76号まで     質疑  委員会付託日程第4 意第2号     提案理由説明  質疑  討論  採決日程第5 意第3号     提案理由説明  質疑  討論  採決日程第6 同意第3号     提案理由説明  質疑  討論  採決日程第7 諮問第2号     提案理由説明  質疑  討論  採決日程第8 常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の継続審査及び継続調査について    ──────────────────────────────────             出   席   議   員 (21名)  議長  宅  川  靖  次  君  1番  東  谷  伸  治  君    2番  上  田  公  司  君  3番  高  麗  裕  之  君    4番  林     勝  義  君  5番  秋  岡  芳  郎  君    6番  浜     盛  幸  君  7番  大  石  美 智 子  君    8番  佐  藤  絹  子  君  9番  長  濱  賢  一  君    10番  橋  本  国  勝  君  11番  圃  山  俊  作  君    12番  藤  田  茂  男  君  13番  潮  崎  憲  司  君    14番  東     正  昇  君  15番  平  塚  保  二  君    16番  三  津  良  裕  君  17番  宮  崎     明  君    18番  山  根     巌  君  20番  野  田  粋  之  君    21番  松  浦  富  子  君    ──────────────────────────────────             説 明 の た め 出 席 し た 者  市長      泉   理 彦 君   副市長     谷   重 幸 君  企業局長    近 藤 伸 幸 君   政策監     小 泉 憲 司 君  事業推進監(地方創生担当)兼企画総務部長          尾 崎 浩 二 君   市民環境部長  廣 瀬   高 君  健康福祉部長  天 満 秀 樹 君   経済建設部長  西 上 昭 二 君  消防長     山 下 浩 史 君   企業局次長   三 居 康 伸 君  教育長     安 田   修 君   教育次長    大 林   清 君    ──────────────────────────────────             議 会 事 務 局 職 員 出 席 者  事務局長     米 澤 栄 作    次長       杢 保 マユミ  主査       板 東 政 則    係長       来 島 正 典  書記       吉 成   愛    ──────────────────────────────────     午前10時   開議 ○議長(宅川靖次君) これより、本日の会議を開きます。 日程に入るに先立ち、諸般の報告を申し上げます。 まず、総務文教委員会から、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書が提出されております。 また、東谷伸治君外2名から、自家増殖原則禁止とする種苗法改正取りやめを求める意見書が提出されております。 次に、市長から、お手元へ配付のとおり、追加議案提出通知がありました。 諸般の報告は、以上のとおりであります。 これより、本日の日程に入ります。 本日の議事日程は、お手元へ配付の議事日程表のとおりであります。 朗読は、省略いたします。    ────────────────────────────────── △日程第1 議案第55号 専決処分の承認について(和解について)      議案第56号 令和2年度鳴門一般会計補正予算(第5号)      議案第57号 令和2年度鳴門介護保険事業特別会計補正予算(第1号)      議案第58号 令和2年度鳴門モーターボート競走事業会計補正予算(第1号)      議案第59号 市長及び副市長の給料の特例に関する条例の制定について      議案第60号 鳴門市市民会館条例の廃止について      議案第61号 市道路線の廃止について      議案第62号 工事請負契約の締結について(鳴門市立小中学校校内通信ネットワーク構築業務)      議案第63号 財産の取得について      請願第10号 家族従事者の働き分を認めない所得税法第56条の見直しを国へ求める意見書の提出を求める請願書      請願第11号 国に対し「種苗法改正取りやめ取り下げを求める」意見書提出を求める請願書 ○議長(宅川靖次君) 日程第1、議案第55号から議案第63号までの9議案及び請願2件を一括議題といたします。 本件については、それぞれ所管の常任委員会に付託してありますので、この際、委員長の報告を求めます。 まず、総務文教委員長より報告を求めます。     〔1番 東谷伸治君登壇〕 ◆1番(東谷伸治君) 総務文教委員長報告を申し上げます。 今期定例会で当委員会に付託されました案件は、議案第55号専決処分の承認について(和解について)外議案3件及び請願1件であります。 当委員会は、去る9月18日に委員会を開催し、慎重審査いたしました結果、議案1件については承認、議案3件については原案のとおり可決すべきと決しました。 また、請願につきましては、お手元へ配付の請願審査結果報告書のとおりであります。 以下、審査の概要について御報告申し上げます。 まず、議案第55号専決処分の承認について(和解について)でありますが、交通事故による和解について、事務執行上、急を要したことから、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、専決処分したものでありました。 委員会では、採決の結果、全会一致で承認すべきと決しました。 次に、議案第59号市長及び副市長の給料の特例に関する条例の制定についてでありますが、クリーンセンターの管理・運営に関する問題に対し、11月から12月まで、市長と副市長の給料について、減額の上乗せを行う条例を制定するものでありました。 委員からは、市長等の特別職が自ら責任を取るため、給料を減額する場合の減額率や減額する期間等を示した基準の有無について質疑があり、理事者からは、市長等の特別職の場合には、そのような基準はなく、政治的な判断で決めているとの説明がありました。 委員会では、採決の結果、賛成多数により原案を了といたしました。 次に、議案第62号工事請負契約の締結について(鳴門市立小中学校校内通信ネットワーク構築業務)でありますが、鳴門市立小中学校校内通信ネットワーク構築業務請負契約を締結することについて、地方自治法第96条第1項第5号及び鳴門市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき、議会の議決を求めるものでありました。 委員からは、鳴門市立小中学校校内通信ネットワーク構築業務については、応募が1者で、市外事業者受託候補者として選定されているが、この業務を受託できる市内事業者の有無について情報収集をしたのかとの質疑があり、理事者からは、このことに関して情報収集は行っていないが、この業務については、特殊な技術等を要するものではないことから、この業務を受託できる事業者は、複数存在すると考えていたとの説明を受けました。 委員からは、市は、市内事業者を優先的に選定することに努めているとのことであるが、それに向けての一定の基準や取組が必要ではないのかとの意見がありました。 また、委員からは、仕様書にあるリスク分担表のうち、セキュリティーに関して、市及び学校の責めに帰すべき事由と事業者の責めに帰すべき事由をそれぞれ明確にしておく必要があると考えるが、今後、どのように対応するのかとの質疑があり、理事者からは、本契約を締結する際に、事業者と協議をしながら契約書を作成するとの説明を受けました。 委員からは、児童・生徒が通信ネットワークを利用し始めれば、予測していなかったことが起こる可能性もあることから、本契約の段階で詳細にわたり問題が発生した場合の対応等を事業者と確認しておく必要があるのではないかとの意見がありました。 委員会では、採決の結果、全会一致で原案を了といたしました。 次に、議案第63号財産の取得についてでありますが、鳴門市立小中学校GIGAスクール学習環境整備業務に係るタブレット端末の取得について、地方自治法第96条第1項第8号及び鳴門市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき、議会の議決を求めるものでありました。 委員からは、タブレット端末1台当たりの価格について質疑があり、理事者からは、4万4,880円であるとの説明がありました。 さらに、委員からは、一般的な市場価格と比較すると割高ではないかとの質疑があり、理事者からは、タブレット端末本体の価格だけではなく、端末の管理を行うために必要なソフトウエアの代金や盗難・破損・不具合等に対して6年間の保証期間が設定されており、それらも含めた価格となっているとの説明を受けました。 委員からは、タブレット端末本体以外の付加されている保証等を考慮しても割高に思えることから、もう少し精査すべきではなかったのかとの意見がありました。 また、委員からは、タブレット端末の活用及び今後必要とされる追加的な費用について、どのように考えているのかとの質疑があり、理事者からは、例えば、新型コロナウイルス感染症等により、市立小・中学校臨時休業を実施した場合に、遠隔授業を行うためにタブレット端末を活用することが考えられるが、その際には、無線LAN機器の貸出し及びその利用に係る通信費等が必要となることから、今回の9月補正予算にその予算を計上しており、さらに、状況の変化等によって、ソフトウエア等が必要になれば、改めて予算を計上させていただくこともあるとの説明を受けました。 委員からは、タブレット端末を導入する過程において課題も出てくると思うが、工夫しながら有効活用できるよう頑張ってほしいとの意見がありました。 また、委員からは、近年2年から3年で製造が中止される機器もあることから、人によって使用するタブレット端末の機種が変わってしまうことについて、どのように考えているのかとの質疑があり、理事者からは、今回、取得するタブレット端末には、6年間の保証期間が設定されているが、このタブレット端末の製造が停止となれば、同等の代替品を使用することも考えられることから、本契約を行う際に問題が発生しないよう対応したいとの説明がありました。 委員からは、市として、6年間という長期間、タブレット端末を使用することにより発生する問題への対応を想定した指針を作成しておく必要があるのではないかとの意見がありました。 また、委員からは、仕様書にタブレットケースに関する記載がなかったことについて質疑があり、理事者からは、タブレット端末活用方法や強度等を確認した上で、タブレットケースが必要となれば、その購入予算を追加で計上することもあり得るが、現時点では、タブレットケースの使用等については、具体的には検討していないとの説明を受けました。 委員からは、私見ではあるが、事業者としては、タブレット端末の保管及び持ち運びにはタブレットケースは必要であると想定していたと思うが、仕様書にはタブレットケースのことについての記載がなかったため、タブレットケースが附属されていないが、仕様書にタブレットケースも必要である旨を記載していれば、今回と同じ価格でもタブレットケースが附属された可能性が高かったと思うとの意見がありました。 また、委員からは、全般的に市と事業者では持っている情報量等に差があることから、市としては、事前にいろいろな事態を想定しておく必要があるのではないかとの意見がありました。 委員会では、採決の結果、賛成多数により原案を了といたしました。 以上が、当委員会の審査概要であります。よろしく御賛同を賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(宅川靖次君) 次に、生活福祉委員長より報告を求めます。     〔5番 秋岡芳郎君登壇〕 ◆5番(秋岡芳郎君) 生活福祉委員長報告を申し上げます。 今期定例会で当委員会に付託されました案件は、議案第60号鳴門市市民会館条例の廃止についてであります。 当委員会は、9月23日に委員会を開催し、慎重審査いたしました結果、議案1件については原案どおり可決すべきと決しました。 以下、審査の概要について御報告申し上げます。 議案第60号鳴門市市民会館条例の廃止についてでありますが、新庁舎建設工事に伴い、令和2年9月30日をもって、市民会館の利用を終了することから、鳴門市市民会館条例の廃止を行うものでした。 委員からは、市民会館の利用数についての質疑があり、理事者からは、年間で約1万人から2万人の利用があり、令和元年度については1万7,678人、平成30年度は2万6,516人であったとの報告を受けました。 また、委員からは、市民会館は多くの市民にとってなじみのある場所であり、増田建築の代表的な建築物の一つでもあることから、閉館に当たり、イベントの開催などは行わないのかとの質疑があり、理事者からは、特定事業推進課市民会館アーカイブ事業を検討しているとの説明がありました。 また、委員からは、市民会館閉館後の代替施設についての質疑があり、理事者からは、市のスポーツ協会加盟団体や利用者と昨年の秋頃から協議を進め、代替施設としては、勤労者体育センター健康福祉交流センター、アミノバリューホール、学校体育施設などを活用しいただくとの説明がありました。今後については、施設を含め、スポーツ環境について、鳴門市スポーツ推進計画後期計画で一定の方向性を示したいとの説明がありました。 さらに、委員からは、鳴門市スポーツ推進審議会の結論は、いつ頃示されるのかとの質疑があり、理事者からは、鳴門市スポーツ推進審議会は現在2回開催しており、3回目の鳴門市スポーツ推進審議会が終わった後に素案として12月議会でお示ししたいとの説明がありました。 委員会では、採決の結果、全会一致で原案を了といたしました。 以上が、当委員会の審査概要であります。よろしく御賛同賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(宅川靖次君) 次に、産業建設委員長より報告を求めます。     〔12番 藤田茂男君登壇〕 ◆12番(藤田茂男君) 産業建設委員長報告を申し上げます。 今期定例会で当委員会に付託されました案件は、議案第61号市道路線の廃止について及び請願1件であります。 当委員会は、9月24日に委員会を開催し、慎重審査いたしました結果、議案1件については原案のとおり可決すべきと決しました。 また、請願につきましては、お手元へ配付の請願審査結果報告書のとおりであります。 以下、審査の概要について御報告申し上げます。 まず、議案第61号市道路線の廃止についてでありますが、市道路線の廃止を行うに当たり、道路法第10条第3項の規定に基づき、議会の議決を求めるものでありました。 委員会では、採決の結果、全会一致で原案を了といたしました。 以上が、当委員会の審査概要であります。よろしく御賛同賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(宅川靖次君) 次に、予算決算委員長より報告を求めます。     〔10番 橋本国勝君登壇〕 ◆10番(橋本国勝君) 予算決算委員長報告を申し上げます。 今期定例会で当委員会に付託されました案件は、議案第56号令和2年度鳴門一般会計補正予算(第5号)外議案2件であります。 当委員会は、9月9日及び9月25日に委員会を開催し、慎重審査いたしました結果、議案3件については、いずれも原案のとおり可決すべきと決しました。 以下、審査の概要について御報告申し上げます。 まず、企画総務部に関する補正予算議案について、委員からは、旧海鳴寮等解体工事に伴う附帯工事の内容及び今後の活用について質疑があり、理事者からは、建築時の設計図書には記載されていなかった17本の基礎くいが発見されたため、附帯工事として撤去するものであり、今後の活用については、現時点では決まっていないとの説明がありました。 次に、委員からは、保存文書等移転業務の具体的な内容について質疑があり、理事者からは、新庁舎の整備に伴い、保存文書を一時的に旧北灘中学校に移転するもので、今年度の当初予算で計上していた車庫の一部に保存している文書の移転に加えて、旧教育委員会棟に保存している文書を追加で移転するためのものであるとの説明がありました。 また、委員からは、文書のデジタル化を含めた今後の文書管理の在り方について質疑があり、理事者からは、新庁舎の整備に伴い施設の状況も変わってくるため、文書量の削減を含めた文書管理の方法等も文書管理制度構築業務の中で見直した上で、より効果的に文書を保管できる方法を検討していきたいとの説明がありました。 さらに、委員からは、計画を立てて文書管理を徹底してほしいとの意見がありました。 次に、委員からは、テレワーク環境構築業務の内容について質疑があり、理事者からは、試行的にテレワーク環境を整備するもので、テレワークに対応可能なパソコン25台を導入するための予算であるとの説明がありました。 また、委員からは、テレワークをどのように本格実施していくのかとの質疑があり、理事者からは、試行的に導入するパソコン活用状況等を検証し、今後に向けて検討を進めていきたいとの説明がありました。 さらに、委員からは、テレワーク環境構築業務及びテレワーク環境システム運用保守業務の内容について質疑があり、理事者からは、テレワーク環境構築業務については、ノートパソコンソフトウエア25台分の導入費及び通信環境設定に必要な作業費となっており、テレワーク環境システム運用保守業務については、最短で本年12月から導入するため、4か月分のテレワーク環境利用料及びテレワーク環境システム運用保守費となっているとの説明がありました。 また、委員からは、テレワーク導入に当たっては、KPIの考えを取り入れてほしい、ウェブ会議システムの導入についても一体として検討してほしいとの意見がありました。 次に、委員からは、新型コロナウイルス感染症対策事業費のうち、人事課で募集する会計年度任用職員報酬等に関し、雇用の対象について質疑があり、理事者からは、原則、新型コロナウイルス感染症の影響による雇い止め等により、離職した方を対象としているとの説明がありました。 また、委員からは、今後の採用予定について質疑があり、理事者からは、新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえるとともに、従事する業務の必要性を考えた上で、改めて来年度の募集について検討していきたいとの説明がありました。 次に、委員からは、テック情報株式会社株式配当金に関し、保有株数及び過去の配当金額について質疑があり、理事者からは、テック情報株式会社は、昭和43年に徳島県や県内有力企業が中心となり、株式会社徳島電子計算センターとして設立された会社で、株については、その当時に取得しており、現在の保有株数については15株で、平成27年度から毎年度配当金を受け取っているとの説明がありました。 次に、委員からは、地方創生推進交付金の700万円の減額について質疑があり、理事者からは、島田島ハーフマラソンの事業費1,400万円のうち、2分の1に当たる700万円が交付金として交付される予定であったが、イベントが中止となったため減額するものであるとの説明がありました。 また、委員からは、新型コロナウイルス対策地域活動推進補助金の前回の実績について質疑があり、理事者からは、10件の応募があり、前回の補正予算分はほぼ全額執行している状況であるが、そのほかにも数件の相談を受けていることから、今回、追加でその補正予算を計上しているとの説明がありました。 次に、委員からは、新型コロナウイルス感染症対策基金繰入金の減額について質疑があり、理事者からは、5月補正予算及び6月補正予算で基金を繰り入れ、各種新型コロナウイルス感染症対策事業の予算を確保してきたが、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の第2次分が示され、これを充てることとしたため、新型コロナウイルス感染症対策基金繰入金を減額することとしたとの説明がありました。 また、委員からは、予備費の増額について質疑があり、理事者からは、実施予定のスーパープレミアム付チケット「食べ・乗り」に係る事業費の一部に予備費を充てることとなっており、予備費の予算現額が少なくなっている中、今後の新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行等に備えるため、各種対策に柔軟に対応していけるよう、予備費を9,000万円増額するものであるとの説明がありました。 次に、委員からは、財務会計システム改修業務の内容について質疑があり、理事者からは、「節」の変更や今後の安定的な稼働を確保するためのOSの更新、ソフトウエアの更新を行うためのものであるとの説明がありました。 次に、委員からは、新庁舎建設事業費のうち、建物等移転補償費及び動産等移転補償費の内容について質疑があり、理事者からは、新庁舎整備に伴って市民会館東側の土地を購入するに当たり、現在、所有者が当該土地を事業に使用していることから、対象となる建物や動産を撤去し、移転していただくために必要となる費用であるとの説明がありました。 また、委員からは、公有財産購入費に関し、購入することとなるJA徳島北の土地及び建物は、どのように活用するのかとの質疑があり、理事者からは、書庫や倉庫などに活用するとの説明がありました。 次に、委員からは、新池川ハザードマップ印刷業務等に関し、新池川の浸水想定区域図は、どのように変更されたのかとの質疑があり、理事者からは、現在のハザードマップに掲載されている浸水想定区域図は、100年から150年に一度の降雨を想定したものとなっているが、新しく県が公表したものは、想定最大規模の浸水想定区域図となっており、大幅に浸水区域が拡大しているとの説明がありました。 また、委員からは、新型コロナウイルス感染症対策事業費のうち、危機管理課で募集する会計年度任用職員に係る報酬等に関し、どのような職務に就いていただく予定なのかとの質疑があり、理事者からは、新型コロナウイルス感染症の影響により、課内の業務が大幅に増加したため、事務量の増加に付随する一般的な事務に従事していただく予定であるとの説明がありました。 次に、市民環境部に関する補正予算議案について、委員からは、新型コロナウイルス感染症対策消耗品について、どこに何を配備するのかとの質疑があり、理事者からは、非接触型体温計及び消毒液を14地区に配備するとの説明がありました。 また、委員からは、既存住基システム改修費について質疑があり、理事者からは、今回の改修は3種類であり、戸籍付票システム及び既存住基システムについては、昨年5月にデジタル手続法が公布されたことに伴い、改修するものであり、戸籍情報システムについては、昨年5月に戸籍法が一部改正されたことに伴い、改修するものであるとの説明がありました。 次に、委員からは、スポーツ足袋商品開発・制作業務等の目的について質疑があり、理事者からは、新しい生活様式により、自宅でのトレーニングが推奨されているため、本市のまちづくりアドバイザーである木場克己氏の協力を得て、足袋を使った新しいトレーニングを開発・普及していくこと、また、阿波おどりの中止などにより、非常に厳しい状況に置かれている足袋業界を支援することを目的に実施するとの説明がありました。 次に、委員からは、徳島ヴォルティスホームタウン推進事業費のうち、デザインマンホール設置業務及びカラー舗装工事の内容について質疑があり、理事者からは、デザインマンホールについては、現在、JR鳴門駅前に1か所設置しているが、追加でヴォルティスロード上に6か所設置する予定であり、カラー舗装については、消防庁舎前から城見橋を渡ってスタジアムに向かう道路に整備を予定しているとの説明がありました。 また、委員からは、ヴォルティスロードに設置する看板は、どのようなものなのかとの質疑があり、理事者からは、マスコットキャラクターやスタジアムまでの距離表示等をデザインしたものを100本程度設置したいとの説明がありました。 さらに、委員からは、ヴォルティスロードについて、複数のルートの整備を検討してほしいとの意見がありました。 次に、委員からは、スポーツコミッション設立アクションプラン策定業務の目的について質疑があり、理事者からは、スポーツ大会・合宿の誘致やスポーツツーリズムの推進が、スポーツコミッションの役割であるため、スポーツ団体や観光産業などと官民連携で様々な取組を行い、スポーツによる地域活性化を目指していきたいとの説明がありました。 また、委員からは、トップアスリートによる商品PR謝礼の内容について質疑があり、理事者からは、スポーツ足袋については、木場克己氏に関わっていただいているため、木場氏が指導しているアスリートに、スポーツフードについては、大塚製薬と四国大学とともに産学官連携事業として取り組んでいることから、大塚製薬に関係のあるアスリートにPRを行っていただくことを予定しているとの説明がありました。 次に、委員からは、市史編さん資料移転作業業務について、どこに移転し、どのように管理するのかとの質疑があり、理事者からは、旧運輸部の2階、旧林崎児童クラブの一室に移転する予定であり、管理については、文書のデジタル化も検討していかなければならないが、資料が大量にあるため、まずは、整理して管理できるように努めたいとの説明がありました。 次に、委員からは、県外先進地学識経験者旅費の内容について質疑があり、理事者からは、ナガエツルノゲイトウ防除対策協議会を組織するに当たり、先進地がどのように取組を行っているのかを情報共有するために、滋賀県から職員を招聘することを想定しているとの説明がありました。 次に、委員からは、焼却場管理費の修繕料及び消耗品費に関し、修繕する場合に休炉することとなるのかとの質疑があり、理事者からは、定期点検を実施するに当たり、休炉する必要があるため、その間に修繕を行いたいと考えているとの説明がありました。 次に、健康福祉部に関する補正予算議案について、委員からは、子育て世帯商品券給付事業費の内容について質疑があり、理事者からは、ゼロ歳から中学3年生までの子供がいる世帯に対し、子供1人につき、うずとく商品券1万円分を配付する事業で、子供6,300人を対象予定としているとの説明がありました。 次に、経済建設部に関する補正予算議案について、委員からは、アイノ水尾川河川改良工事に関し、補正予算を計上する理由について質疑があり、理事者からは、緊急自然災害防止対策事業債を活用するため、令和2年度までに契約を締結することが必要となっていることから、この時期に補正予算を計上したとの説明がありました。 また、委員からは、アイノ水尾川河川改良工事の工期及び工事予定箇所について質疑があり、理事者からは、工期については、来年1月上旬から6月末までの予定であり、工事予定箇所については、学園橋から北へ100メートルの区間と芙蓉橋から北へ100メートルの区間の2か所であるとの説明がありました。 次に、委員からは、道路維持補修費のうち、計画策定業務等の内容について質疑があり、理事者からは、令和3年度より実施予定の舗装修繕計画に基づく舗装工事を実施するに当たり、路面性状調査の結果で、特に損傷が大きい箇所について、舗装の修繕方法の検討のために詳細調査が必要であるため、その調査等を行う業務であるとの説明がありました。 また、委員からは、スーパープレミアム付チケットの対象店舗と商工会議所等に入会していない店舗への周知方法について質疑があり、理事者からは、対象店舗は約270店で、登録済みの店舗は約95店であり、商工会議所等に入会していない店舗への周知方法については、広報なるとや新聞広告などにより、募集を呼びかけているとの説明がありました。 さらに、委員からは、様々な情報の拡散手段を活用してほしい、事業実施後に経済波及効果を検証し、今後に生かしてほしいとの意見がありました。 次に、委員からは、訪日外国人観光客「まちあるき」環境整備事業に係る公衆トイレ修繕料に関し、修繕の対象となる公衆トイレについて質疑があり、理事者からは、さわやかトイレ撫養川、さわやかすだちくんトイレ及びうずしお会館1階トイレを修繕する予定であるとの説明がありました。 また、委員からは、訪日外国人観光客「まちあるき」環境整備事業に係る多言語版観光案内標識等設置委託料に関し、多言語版観光案内標識の設置箇所について質疑があり、理事者からは、小鳴門橋の高架付近にバス停案内標識を新設し、高速鳴門バス停、旧教育委員会棟、JR鳴門駅前、うずしお会館、さわやかすだちくんトイレに観光案内板の新設または張りかえを行う予定としているとの説明がありました。 さらに、委員からは、この時期に多言語版観光案内標識等を設置する理由について質疑があり、理事者からは、東京オリンピック・パラリンピックやワールドマスターズゲームの開催を控えており、外国人観光客の増加が見込まれることから、アフターコロナに備え、ハード面の整備を行うことで、受入れ体制の強化を図ることができると考えているとの説明がありました。 また、委員からは、訪日外国人観光客「まちあるき」環境整備事業に係るデジタルサイネージ購入費に関して、デジタルサイネージでどのような情報を発信し、どこに設置するのかとの質疑があり、理事者からは、発信する情報については、鳴門市PR動画や観光スポットの紹介、イベント情報などであり、設置場所については、観光情報センターとJR鳴門駅前の観光案内所に設置する予定であるとの説明がありました。 次に、委員からは、わかめ残渣の有効活用方策検討事業の内容について質疑があり、理事者からは、新型コロナウイルス感染症の影響により、売上げが減少している漁業者の負担軽減や収入増加を図るため、ワカメ残渣の有効活用についての調査・検討やワカメ残渣の成分の分析・調査を行うものであるとの説明がありました。 次に、消防本部に関する補正予算議案について、委員からは、備品購入費に関し、感染防護衣及び消防団資機材の内容について質疑があり、理事者からは、感染防護衣については、現在、保有している使い捨ての感染防護衣より、高性能のものを40着購入する予定であり、消防団資機材については、発電機及びLEDライトをそれぞれ41台、救命胴衣を205着購入する予定であるとの説明がありました。 また、委員からは、高性能な感染防護衣を購入することは、新型コロナウイルス感染症に最前線で対応している救急救命士等の安全・安心につながることから、高性能な感染防護衣等の不足が生じる可能性が予見できた場合は、早めに補充するなどの対応をしてほしいとの意見がありました。 次に、企業局に関する補正予算議案について、委員からは、旧教育委員会棟耐震改修工事に関し、耐震改修工事完成後の旧教育委員会棟の活用方針について質疑があり、理事者からは、ボートレース鳴門は、リニューアルオープンしてからSGレースを3回開催するなど、当初の想定より設備が増えており、倉庫として活用するとの説明がありました。 さらに、委員からは、倉庫として活用するのであれば、荷物の運搬等にエレベーターの設置が必要と考えるが、設置する予定はあるのかとの質疑があり、理事者からは、旧教育委員会棟耐震改修工事において3階まで上れるエレベーターを設置するとの説明がありました。 次に、教育委員会に関する補正予算議案について、委員からは、スクール・サポート・スタッフ配置事業に関し、何人のスクール・サポート・スタッフを配置する予定なのかとの質疑があり、理事者からは、既に、第一中学校に1名配置しているが、それに加え、板東小学校、里浦小学校、大津西小学校、堀江北小学校、堀江南小学校に新たに合計5名配置する予定であるとの説明がありました。 次に、委員からは、教員用のタブレット型端末をどのようなスケジュールで購入するのかとの質疑があり、理事者からは、全国的にタブレット型端末の整備が進んでいるため、教員用のみを先行して導入することが難しいことから、児童・生徒用と同時期になる予定であるとの説明がありました。 また、委員からは、タブレット型端末の活用に関する教員への研修が重要であるため、工夫しながら研修を実施してほしいとの意見がありました。 次に、委員からは、貸出用のモバイルルーターの契約内容について質疑があり、理事者からは、臨時休業等となった場合に貸し出すこととしているため、1か月単位の利用が可能なプランでの契約を予定しているとの説明がありました。 また、委員からは、モバイルルーターや校内のWi-Fi設備について、災害時の通信手段の確保策としても有効であるため、フェーズフリーの観点から活用を検討してほしいとの意見がありました。 次に、委員からは、福永家住宅の板塀修繕の内容について質疑があり、理事者からは、敷地内の母屋の庭と作業スペースを区切るためのもので、老朽化による破損があり、危険な状態となっているため、修繕するものであるとの説明がありました。 委員会では、採決の結果、議案第56号から議案第58号までの議案3件については、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきと決しました。 以上が、当委員会の審査概要であります。よろしく御賛同賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(宅川靖次君) 以上で、各常任委員長の報告を終わります。 これより、質疑に入ります。 ただいまのところ、質疑の通告はありませんので、質疑なしと認めます。 これをもって、質疑を終結いたします。 これより、討論に入ります。 ただいまのところ、討論の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これをもって、討論を終結いたします。 これより、議案第55号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、承認であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって、本案は、承認することに決定いたしました。 次に、議案第59号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 起立多数であります。 よって、本案は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第63号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 起立多数であります。 よって、本案は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第56号から議案第58号まで及び議案第60号から議案第62号までの6議案を一括採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。 本案は、いずれも委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって、本案は、いずれも原案のとおり可決されました。 次に、請願第10号家族従事者の働き分を認めない所得税法第56条の見直しを国へ求める意見書の提出を求める請願書を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は、不採択でありますので、原案について採決いたします。 本件は、採択することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 起立少数であります。 よって、本件は、不採択とすることに決定いたしました。 次に、請願第11号国に対し「種苗法改正取りやめ取り下げを求める」意見書提出を求める請願書を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は、採択であります。 本件は、委員長の報告のとおり採択することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 起立多数であります。 よって、本件は、採択することに決定いたしました。    ────────────────────────────────── △日程第2 議案第64号 令和元年度鳴門一般会計歳入歳出決算の認定について      議案第65号 令和元年度鳴門国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第66号 令和元年度鳴門後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第67号 令和元年度鳴門介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第68号 令和元年度鳴門公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第69号 令和元年度鳴門住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第70号 令和元年度鳴門光熱水費等支出特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第71号 令和元年度鳴門給与費等管理特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第72号 令和元年度鳴門公債費管理特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第73号 令和元年度鳴門水道事業会計決算の認定について      議案第74号 令和元年度鳴門モーターボート競走事業会計決算の認定について      議案第75号 令和元年度鳴門水道事業会計処分利益剰余金の処分について      議案第76号 令和元年度鳴門モーターボート競走事業会計処分利益剰余金の処分について      報告第10号 令和元年度決算に基づく鳴門市健全化判断比率について      報告第11号 令和元年度決算に基づく鳴門市資金不足比率について ○議長(宅川靖次君) 日程第2、議案第64号から議案第76号までの13議案並びに報告第10号及び報告第11号の報告2件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔市長 泉 理彦君登壇〕 ◎市長(泉理彦君) ただいま、上程されました議案第64号から第76号までの13議案並びに報告第10号及び第11号につきまして、一括して提案理由の御説明を申し上げます。 まず、議案第64号令和元年度鳴門一般会計歳入歳出決算の認定についてから議案第74号令和元年度鳴門モーターボート競走事業会計決算の認定についてまでの11議案でございますが、これらは地方自治法及び地方公営企業法の規定により、本市の一般会計・特別会計及び企業会計の令和元年度決算につきまして、監査委員の意見をつけて議会の認定に付すものでございます。 次に、議案第75号令和元年度鳴門水道事業会計処分利益剰余金の処分について及び議案第76号令和元年度鳴門モーターボート競走事業会計処分利益剰余金の処分についての2議案でございますが、令和元年度鳴門水道事業会計及び鳴門市モーターボート競走事業会計において生じた剰余金の処分につきまして、地方公営企業法第32条第2項の規定に基づき、議会の議決を経るものでございます。 次に、報告第10号令和元年度決算に基づく鳴門市健全化判断比率について及び報告第11号令和元年度決算に基づく鳴門市資金不足比率についての報告2件でございますが、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定により、令和元年度決算に係る健全化判断比率及び資金不足比率につきまして、監査委員の意見をつけて議会に報告するものでございます。 以上のとおりでございます。よろしく御審議を賜り、認定・可決いただきますよう、お願いを申し上げまして、提案理由の御説明とさせていただきます。    ────────────────────────────────── △日程第3 議案第64号 令和元年度鳴門一般会計歳入歳出決算の認定について      議案第65号 令和元年度鳴門国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第66号 令和元年度鳴門後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第67号 令和元年度鳴門介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第68号 令和元年度鳴門公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第69号 令和元年度鳴門住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第70号 令和元年度鳴門光熱水費等支出特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第71号 令和元年度鳴門給与費等管理特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第72号 令和元年度鳴門公債費管理特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第73号 令和元年度鳴門水道事業会計決算の認定について      議案第74号 令和元年度鳴門モーターボート競走事業会計決算の認定について      議案第75号 令和元年度鳴門水道事業会計処分利益剰余金の処分について      議案第76号 令和元年度鳴門モーターボート競走事業会計処分利益剰余金の処分について ○議長(宅川靖次君) 日程第3、議案第64号から議案第76号までの13議案を一括議題といたします。 これより、質疑に入ります。 ただいまのところ、質疑の通告はありませんので、質疑なしと認めます。 これをもって、質疑を終結いたします。 ただいま、議題となっております各議案は、会議規則第37条第1項の規定により、お手元に配付の議案付託表のとおり、所管の予算決算委員会に付託いたします。 議事の都合により、小休いたします。     午前10時49分 休憩     午前10時51分 開議 ○議長(宅川靖次君) 小休前に引き続き、会議を開きます。    ────────────────────────────────── △日程第4 意第2号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書 ○議長(宅川靖次君) 日程第4、意第2号新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔1番 東谷伸治君登壇〕
    ◆1番(東谷伸治君) それでは、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書の提案理由説明を申し上げます。 なお、提案理由については、意見書の朗読をもって代えさせていただきますのでよろしくお願い申し上げます。 新型コロナウイルス感染症が世界的に蔓延し、我が国は、戦後最大の経済危機に直面している。地域経済にも大きな影響が及び、本年度はもとより、来年度においても、地方税・地方交付税など、一般財源の激減が避け難くなっている。 地方自治体においては、医療・介護、子育て、地域の防災・減災、雇用の確保など、喫緊の諸課題への対応をはじめ、長期化する感染症対策にも迫られ、地方財政は巨額の財源不足を生じ、これまでにない厳しい状況に陥ることが予想される。 よって、国においては、令和3年度地方財政対策及び地方税制改正に向け、下記事項を確実に実現されるよう、強く要望する。 1、地方の安定的な財政運営に必要な地方税、地方交付税などの一般財源総額を確保すること。その際、臨時財政対策債の残高が累積することのないよう、発行額の縮減に努めるとともに、償還財源を確保すること。 2、地方交付税については、引き続き、財源保障機能と財源調整機能の両機能が適切に発揮できるよう、総額を確保すること。 3、令和2年度の地方税収が大幅に減収となることが予想されることから、確実な減収補填措置を講じるとともに、減収補填債の対象となる税目等についても、地方消費税交付金を含め、弾力的に対応すること。 4、税源の偏在性が小さく、税収が安定的な地方税体系の構築に努めるとともに、国税・地方税の政策税制措置については、積極的な整理合理化を図り、新設・拡充・継続に当たっては、有効性・緊急性を厳格に判断すること。 5、とりわけ、固定資産税は、市町村の極めて重要な基幹税であり、制度の根幹に影響する見直しは、土地・家屋・償却資産を問わず、行わないこと。さきの緊急経済対策として講じた特例措置は、やむを得ないものであったが、今回限りの措置とし、期限の到来をもって終了すること。 以上が、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書の提案理由説明でございます。 よろしく御賛同賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(宅川靖次君) これより、質疑に入ります。 ただいまのところ、質疑の通告はありませんので、質疑なしと認めます。 これをもって、質疑を終結いたします。 本案については、地方自治法第109条第6項の規定による総務文教委員会からの提出議案でありますので、会議規則第37条第2項の規定により、委員会に付託しないことといたします。 これより、討論に入ります。 ただいまのところ、討論の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これをもって、討論を終結いたします。 これより、意第2号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 起立多数であります。 よって、本案は、原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。 ただいま、意第2号が議決されましたが、字句の整理、提出先については、議長に委任されたいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって、字句の整理、提出先は、議長に委任することに決しました。    ────────────────────────────────── △日程第5 意第3号 自家増殖原則禁止とする種苗法改正取りやめを求める意見書 ○議長(宅川靖次君) 日程第5、意第3号自家増殖原則禁止とする種苗法改正取りやめを求める意見書を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔1番 東谷伸治君登壇〕 ◆1番(東谷伸治君) それでは、自家増殖原則禁止とする種苗法改正取りやめを求める意見書の提案理由説明を申し上げます。 提案理由につきましては、意見書の朗読をもって代えさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。 農林水産省は、優良品種の持続的な利用を可能とする植物新品種の保護に関する検討会で、種苗法の現行制度の見直しを検討し、令和元年11月15日、植物新品種保護に関する対策を取りまとめた。これを基に、令和2年1月20日に招集された第201回通常国会に種苗法の改正案が上程された。この改正案については、広く国民の間から懸念する声や反対の声が起きたため、継続審議とされたが、秋の国会で審議し、進められようとしている。 国においては、地域農業や農家、消費者の権利を守り、安定した農作物・食料を確保する観点から、下記の理由により、農家の権利を制限する種苗法改正取りやめるよう、強く求める。 1、現行法で、原則として農家に認められてきた登録品種の自家増殖を許諾制とする改正案により、農家の自家増殖の権利が著しく制限されると同時に、許諾手続や許諾料が必要となり、また、種子を毎年購入しなければならなくなるなど、日本の農業を支える小規模農家にとって、新たに大きな負担が発生することとなる。これは、農家の経営を圧迫し、ひいては地域の農業の衰退を招きかねず、国連「家族農業の10年」や「小農と農村で働く人びとの権利に関する国連宣言」の精神とも相反するものである。 2、農林水産省は、今回の法改正の趣旨が日本国内で開発された品種の海外流出防止であることを強調しているが、海外への登録品種の持ち出しや無断増殖を全て防ぐことは物理的にも困難であり、有効な対策は、海外での品種登録を行うことである。このことから、海外での育成者権の保護強化のために、日本国内の農家の自家増殖を禁ずる必要はない。 3、今回の改正案では、裁判の際には特性表に基づいて判断するとされているため、育成者権者にとっては大変有利である一方、小規模農家を萎縮させ、在来種の栽培や種取り、苗作りを断念させる可能性もある。その結果、地域で種子を守ってきた種取り農家と共に多様な種子が失われ、消費者の選ぶ権利を奪う懸念がある。また、地域の中小の種苗会社が資金的に品種登録をする余裕がない場合、高額な登録料を支払うことのできる大企業による種子の独占や市場の寡占化が進み、農家や消費者の選択肢を、より一層制限することになる。 4、自家増殖禁止は、育成者権を守るためのグローバルスタンダードであるとされているが、自家増殖禁止は、種子の多様性や地域に適した作物栽培を妨げかねず、地球規模での気候変動による食料不足が心配される中、食料自給率の低い日本においては、食料安全保障の観点からも逆行している。 以上が、自家増殖原則禁止とする種苗法改正取りやめを求める意見書の提案理由説明でございます。よろしく御賛同賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(宅川靖次君) これより、質疑に入ります。 ただいまのところ、質疑の通告はありませんので、質疑なしと認めます。 これをもって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって、本案については、委員会の付託を省略することに決しました。 これより、討論に入ります。 ただいまのところ、討論の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これをもって、討論を終結いたします。 これより、意第3号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 起立多数であります。 よって、本案は、原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。 ただいま、意第3号が議決されましたが、字句の整理、提出先については、議長に委任されたいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって、字句の整理、提出先は、議長に委任することに決しました。    ────────────────────────────────── △日程第6 同意第3号 公平委員会委員の選任について ○議長(宅川靖次君) 日程第6、同意第3号公平委員会委員の選任についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔市長 泉 理彦君登壇〕 ◎市長(泉理彦君) ただいま、上程されました同意第3号公平委員会委員の選任につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 現在、公平委員会委員をお願いいたしております元井信介さんが、10月10日をもちまして任期満了を迎えますことから、その後任の選任を行うに当たり、地方公務員法第9条の2第2項の規定に基づきまして、議会の同意を求めるものでございます。 元井さんの後任といたしましては、上地大三郎さんを選任いたしたいと考えております。 上地さんは、昭和46年生まれの満49歳で、現在、徳島市にお住まいでございます。平成9年に弁護士登録され、徳島弁護士会会長を務められるなど、弁護士として御活躍されております。また、徳島県包括外部監査人補助者、徳島県未収金対策委員会委員、徳島県男女共同参画会議委員を歴任され、現在は、本市の男女共同参画推進審議会委員にも就任しており、行政全般にも深い造詣をお持ちであります。さらに、円満かつ温厚なお人柄であることからも、人格、見識ともに申し分なく、本市の公平委員会委員として最適任であると考えております。議員皆様方の満場一致の御賛同を賜りますよう、お願いを申し上げます。 ○議長(宅川靖次君) お諮りいたします。 本案については、正規の手続を省略し、直ちに採決したいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって、本案は、正規の手続を省略し、直ちに採決することに決しました。 これより、同意第3号を採決いたします。 本案は、同意することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって、本案は、同意されました。    ────────────────────────────────── △日程第7 諮問第2号 人権擁護委員の推薦について ○議長(宅川靖次君) 日程第7、諮問第2号人権擁護委員の推薦についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔市長 泉 理彦君登壇〕 ◎市長(泉理彦君) ただいま、上程されました諮問第2号人権擁護委員の推薦につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 現在、人権擁護委員をお願いいたしております恵美純子さん、武市良博さん及び豊原誠二さんが、12月31日をもって任期満了を迎えますことから、後任の人権擁護委員の推薦につきまして、徳島地方法務局長から依頼がございました。 そこで、恵美さん、武市さん及び豊原さんを、引き続き、人権擁護委員として推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものでございます。 恵美さんは、昭和44年生まれの満51歳で、現在、鳴門町高島にお住まいであります。小学校教諭として勤められた経験から、現在、学校図書館サポーターとして本の紹介や読み聞かせなどを行い、子供たちの人権意識づくりの手助けをされています。また、PTA活動や地域でのボランティア活動にも取り組まれるなど、地域福祉活動に御尽力いただいております。平成30年1月に人権擁護委員として法務大臣より委嘱され、現在、1期目の任期において、本市の人権擁護委員会の副会長として御活躍いただいております。 武市さんは、昭和23年生まれの満72歳で、現在、大麻町市場にお住まいであります。昭和47年より、市立小学校の教諭として、同和教育、人権教育に深く関わってこられました。これまで培った経験を生かし、子供たちへの人権問題の啓発や解決に向け、精力的に取り組まれています。現在は、徳島人権擁護委員協議会において、常務委員として人権擁護に積極的に取り組まれております。平成23年10月に、人権擁護委員として法務大臣より委嘱され、現在、3期目の任期において、本市の人権擁護委員会の会長として御活動いただいております。 豊原さんは、昭和26年生まれの満69歳で、現在、里浦町里浦にお住まいであります。いじめや児童虐待、DV問題などに関心を寄せられており、本市の人権推進事業にも積極的に参加されています。現在、徳島人権擁護委員会協議会においては、常務委員として人権擁護に積極的に取り組まれております。平成26年10月に、人権擁護委員として法務大臣より委嘱され、現在、2期目の任期において、本市の人権擁護委員会の庶務会計として御活動いただいております。 このように、いずれの方も人格申し分なく、人権擁護委員として最適任者であると考えております。議員皆様方の満場一致の御賛同を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(宅川靖次君) お諮りいたします。 本案については、正規の手続を省略し、直ちに採決したいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって、本案は、正規の手続を省略し、直ちに採決することに決しました。 これより、諮問第2号を採決いたします。 本案は、同意することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって、本案は、同意されました。    ────────────────────────────────── △日程第8 常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の継続審査及び継続調査について ○議長(宅川靖次君) 日程第8、常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の継続審査及び継続調査についてを議題といたします。 本件については、各常任委員長及び議会運営委員長から、閉会中の継続審査及び継続調査の申出があります。 お諮りいたします。 各常任委員長及び議会運営委員長の申出のとおり、閉会中の継続審査及び継続調査に付することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって、本件については、閉会中の継続審査及び継続調査に付することに決しました。 以上をもって、今期定例会に付議されました事件は、継続審査に付されたものを除き、全て議了いたしました。 次に、先ほど、公平委員会委員の選任について同意されました、上地大三郎君より挨拶の申出がありますので、これを許可いたします。     〔公平委員会委員 上地大三郎君登壇〕 ◎公平委員会委員(上地大三郎君) ただいま、御紹介いただきました上地大三郎でございます。 先ほど、鳴門市公平委員会委員の就任につきまして、鳴門市議会議員の皆さんの御同意を賜りまして厚く御礼を申し上げます。 公平委員会とは、職員の任命、懲戒等の人事権の行使を適正なものとするために設けられた公正中立な第三者機関であると、このように理解しております。職員の権利、利益を守るための重要な組織であると、その職責の重さに、改めて身の引き締まる思いがいたしております。 私は、これまで20年余り弁護士として活動してまいりました。今後は、この経験を生かして、ほかの2名の公平委員とも協力しながら、的確な事実認定と適切な法令の解釈、適用ができるように努めてまいりたいと思います。 今後とも議員の皆様の御指導、御鞭撻を賜りたく、お願いを申し上げます。 簡単ではございますが、私からのお礼の御挨拶とさせていただきます。本日は、ありがとうございました。(拍手) ○議長(宅川靖次君) 市長から御挨拶がございます。     〔市長 泉 理彦君登壇〕 ◎市長(泉理彦君) それでは、第3回定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 議員各位におかれましては、去る9月9日から本日までの23日間にわたりまして、終始熱心に御審議を賜り、誠にありがとうございました。 また、提出いたしました各議案につきましては、全て原案どおり可決いただき、重ねて厚くお礼を申し上げる次第でございます。 一般質問及び委員会審査を通じまして、皆様方から賜りました御意見、御提言につきましては、これを真摯に受け止め、今後の市政運営に生かしてまいる所存であります。 さて、今期定例会におきましては、新型コロナウイルス感染症対策緊急支援策につきまして、様々な角度から御意見をいただき、本市の感染症拡大防止策、生活地域活動支援策及び地域経済支援策につきまして、御答弁をさせていただきました。 会期中の9月11日には、とくしまアラートが、感染拡大注意漸増から感染観察強化に警戒レベルが引き下げられ、9月18日にはとくしまアラートが解除されました。 また、9月19日にはイベントの開催制限が緩和され、条件付ではありますが、大声での歓声、声援などが想定されるプロスポーツイベントなどについては、収容人数の50%までとする制限は維持しつつ、参加人数の5,000人上限は撤廃されることになりました。 さらに、Go To トラベルキャンペーンから除外されていた東京都発着の旅行についても、本日から解禁となります。 感染者数は、徳島県を含め、全国的に見ても減少傾向にありますが、決して終息したわけではないという認識のもと、今後、懸念されるコロナ禍での季節性インフルエンザの流行、いわゆるツインデミックを見据え、緊急支援策第6弾に盛り込まれた事業を進めるとともに、状況に応じ、第7弾も視野に入れ、市民の安全・安心と本市経済の回復に努めてまいります。 次に、開会日の所信においても申し上げた国勢調査につきまして、9月14日から30日までの間に各世帯に対し、インターネット回答用IDと調査票の配付をいたしました。調査の回答は、24時間いつでも利用可能で、便利なスマートフォンやパソコンなどによるインターネット回答をお勧めしておりますが、郵送による提出や調査員による調査票の回収も可能としておりますので、いずれかの方法により10月7日までに御回答をお願いいたします。 この調査の結果は、産業や雇用、福祉施策、生活環境整備、災害対策などに役立てられます。本市だけでなく、日本の未来を創る上で必要な情報になりますので、調査への御理解と御協力をよろしくお願いいたします。 次に、クリーンセンターの管理運営に関する問題に関し、7月1日に関係職員の訓告処分を行い、今期定例会におきまして、私と副市長の給料について、減額の上乗せを行う条例を上程させていただき、先ほど議決をいただきました。今後とも、クリーンセンターの適切な管理運営に努めてまいります。 次に、徳島ヴォルティスにつきまして、昨日開催されましたV.ファーレン長崎戦で見事に勝利を飾り、現在、リーグ首位に立っております。今シーズンは、まだ19試合を残しており、引き続き、負けられない戦いが続きます。次節は、10月3日に鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアムにおきましてFC琉球と対戦します。徳島ヴォルティスが、悲願のJ1再昇格をつかみ取ることができますよう、市民の皆様方もぜひともスタジアムにお越しいただき、一緒に熱い声援を送っていただきたいと思います。 次に、10月21日から11月3日にかけて、鳴門市市民会館におきまして、鳴門市市民会館アーカイブ展示会「じゃあ、ね。」を開催いたします。市民会館は、1961年11月に落成し、58年の長い間スポーツ、成人式、市の行事など、様々な場面で使用され、市民の生活に密着した建物として親しまれてきました。新庁舎の建設に伴い、本年度から解体工事が始まる予定ですが、それに先立ち、建設当時からの貴重な写真や映像、図面など、これまで歩んできた市民会館の歴史を振り返るアーカイブ展示を行います。また、59年前に落成式が行われた11月3日には、市民会館前でロケが行われた映画「めぐり逢う日まで(真紅の巻)」の上映会も予定しております。建物の中に入ることのできる最後の機会になりますので、ぜひお越しいただければと思います。 次に、10月24日には、鳴門市文化会館におきまして、NARUTO総合型スポーツクラブが、「チャレンジ!ザ!ミュージカル!」を開催いたします。今年4月に、鳴門市地域おこし協力隊に就任しました和田一詩さんと高橋真冬さんを中心に、プロのミュージカル俳優が、40人の子供たちと全15回の稽古を重ね、ミュージカル作品「オズの魔法使い」を作り上げました。観覧については、無料ですので、ミュージカルに夢中で取り組む、輝く子供たちの姿を、ぜひ御覧いただきたいと思います。 なお、市民会館アーカイブ展示会、ミュージカル公演会ともに、新型コロナウイルスの感染予防対策を行った上で実施いたします。 最後になりますが、議員皆様方におかれましては、くれぐれも御健康に十分御留意の上、ますます御活躍されますよう、御祈念を申し上げまして、閉会の挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。     〔議長 宅川靖次君登壇〕 ○議長(宅川靖次君) 令和2年第3回定例会閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 議員各位におかれましては、9月9日の開会以来、23日間にわたりまして、積極的な新型コロナウイルス感染症の対策を講じた一般会計補正予算をはじめとした各種の重要案件について、終始熱心に御審議していただき、厚く御礼申し上げます。 また、理事者の皆さんにおかれましては、本会議、委員会等において、懇切丁寧な御答弁をいただき、ありがとうございました。議員各位から出されました意見、要望を参考としていただき、各種施策を実施していただきますよう、お願い申し上げます。 結びとなりますが、この後、先ほど、追加提案されました令和元年度の決算関係議案の全体説明があり、それを受けまして、次週の5日から8日にかけて決算審査を行いますので、議員各位におかれましては、熱心な審査を、理事者の皆さんにおかれましては、長時間にわたる審査となりますが、御協力をお願い申し上げまして、令和2年第3回定例会閉会の御挨拶とさせていただきます。     〔議長 宅川靖次君 議長席に着く〕 ○議長(宅川靖次君) これをもって、令和2年第3回定例会を閉会いたします。     午前11時23分 閉会    ──────────────────────────────────地方自治法第123条第2項の規定による署名者  鳴門市議会 議 長  鳴門市議会副議長  会議録署名 議 員  会議録署名 議 員...